無季の句

2023年09月08日

2023年夏の句 #性加害問題 (#無季)

一句20230908

故ジャニー喜多川氏の性加害問題について喜多川氏の姪である藤島ジュリー景子社長は叔父のジャニー氏が故人でもあり、性加害については「知らなかった」と説明してきたが、昨日(9/8)知っていた事を認めた。

これには裏話しがあり、この問題を巡って1999年末より週刊文春が14週に亘って取り上げていた。タレントを目指す10代の少年たちに対し絶対的権力で少年達の人権を踏みにじり、夢を奪い、非道な行為を40年以上も続けた結果、被害者は数百人に上るとの事である。

被害の拡大を防げなかった背景にはマスメディアの沈黙があったと英BBCが今年3月のドキュメンタリー番組で告発した。すると元タレントから被害を訴える声が次々と上がった。また来日調査した国連人権理事会によると性的暴力やハラスメントを不問にする文化が日本のエンターテイメント業界全体に存在する事を問題視した。

ジャニー喜多川氏の暴走を止められなかった最大の理由は同族経営の弊害がある。姉で実質的最高権力者であったメリー喜多川氏が性加害を放置、隠蔽に終始したことが被害の拡大を招いた最大の要因である。被害にあっても被害者に対し何もしない今の日本の政治家達。加害者に対しては様々な法律によって手厚く保護されている。京アニ放火事件然りである。

日本で生き延びるには、被害に合わぬよう自己防衛することが大切である。日本という国は全くおかしな国なのである。私は今更ながら次の事柄が思い浮かぶのである。

      日本の常識 世界の非常識 (無頓着)






mutonchaku at 17:35|PermalinkComments(0)

2020年07月06日

2020年初夏の句 #新コロナ対策(無季の句)

一句




新コロナウィルスの世界の感染者数が1千万人を突破した。米国だけでなく、新興国のブラジルやインドなどでも感染が拡がった。特に米国は7月に入り1日当たりの新型コロナ感染者数が初めて5万人を超え、感染拡大の速度が増加している。米国の感染者は73日現在約274万人(死者数は約13万人)で、これは世界最多となっている。トランプ政権は、これを“検査実施数の増加によるもの”と説明している。

だが、WHO(世界保健機関)がパンデミック(世界的流行)の中心として危機感を強めているのは米国よりむしろ中南米だ。中南米33か国のウィルス感染者は260万人(死者数は約12万人)を超えており、米国と中南米の両地域で何と世界の半数に達する。

感染拡大が小康状態となった欧州や中国や日本では新たなクラスター(感染者集団)の発生に頭を悩ましている。特に日本では国際空港や新幹線等の乗客への検疫体制(検体の採取とPCR検査)が十分でなく、6月以降の緊急事態制限の全面解除は“時期尚早”であった。今、日本政府がやらねばならぬことは“国会解散”ではなく“コロナ対策”である。

安倍政権の今までのコロナ対策の評価は以下の通りである。 

1)3密対策-------(わかりやすい)70点 

2)マスク配付-----(役に立たない)30

3)定額給付-------(未給付者多数)50

4)水際作戦-------(対応面で悪評)20

5)クラスター対応--(スピード感なし)30

合計点は200点(平均40点)である。さすがの安倍さんも手を拱いている。

日本政府に、新コロナ改善案をここに提案する。ぜひ、参考にしてほしい。

  1. 検査対象者発見の改善(クラスターと発熱者⇒クラスメートと無症状者)

  2. 検体の採取方法の改善(採取困難な鼻水採取簡単な唾液)

  3. PCR検査方法の改善(遅くて間違える人間早くて正確な機械)

  4. 3密対処済店の明確化(未対策の不安な店対策認定書のある安心な店)

  5. コロナウィルスの撲滅(ワクチンと抗体の開発と普及に全力をあげる)

    安倍政権は以上5つの改善に全力を注ぐべきであり、国会解散など以ての外である。

         新コロナ 安倍の金玉 鷲掴み (無頓着)




mutonchaku at 14:10|PermalinkComments(0)

2019年07月05日

2019年夏の句 #参院選 (無季の句)

一句20190705


25回参院選(721日投票日)が昨日4日に公示された。6年半に渡る安倍政権の評価が問われる選挙となる。今回の選挙の焦点を私なりにまとめてみる。これらは日本の最重点課題であり、いずれも安倍政権の悪政の産物である。

1.少子高齢化問題

出生率の低下で子供の数が減少し労働力の高齢化が加速する。思い切った手を打たないと日本経済は死滅する。(労働力の量的質的低下)

2.年金制度の崩壊

 定年(65才)後の年金生活には生涯2千万円の生活資金が不足する。老後の楽しみはもはや過去の産物である。(老後の苦しみ)

3.自然災害と省エネルギー対策

 年々重傷化する自然災害とエネルギー不足だが政府の対応は自衛隊とボランティア任せ。地方自治体のその場対応には限界がある。(国土計画の欠如)

4.消費税増税の問題

 何の為の消費税増税なのか?その目的と使い道が明確にされていない。このままでは国民の負担ばかり増え国民を地獄へ追いやる。(悪政の付けを増税で)

5.必要とされない憲法改正

 国民の8割が必要性を認めていない憲法改正を安倍政権の個人見解で選挙の争点にする。安倍政権の腹黒さが見え隠れする。 (政治家への不信)

以上5項目が今回の選挙の重点課題である。特に憲法に記述がなくとも、自衛隊の活躍は全国民が認めている所である。“天網恢恢疎にして漏らさず”である。天網とは、もちろん憲法のことである。

日本国民よ立ち上がれ、このままでは国民の政治離れが蔓延し国民不在の安倍政権となってしまう。重点5項目を今回の選挙の着眼点とし、あなたなりに最も好ましい政党と政治家を選び、大切なあなたの1票を投じてほしい。

安倍さんに とつて悪夢の 参院選

        使途の問われる 苦の消費税 (無頓着)

 




mutonchaku at 17:06|PermalinkComments(0)

2016年02月12日

2016年無季の句(議員向“三本の矢”)

一句20160212


一の矢:  国会をサボり蜜月旅行なり  (無頓着)

二の矢:  嘘吐きの涙の元は不正かな  (無頓着)

三の矢:  育休を不倫に使うダメ男  (無頓着)

呆れて何も言うことなし!



mutonchaku at 12:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)