初冬の句

2020年11月07日

2020年冬の句 #アベノマスク(#マスク)

一句20201107



115日に2020年の「新語・流行語大賞」の候補30語が発表された。選考委員会は「登場した新語のほとんどが新型コロナ関連の言語で、独特の使われ方をした」と言っている。私が強く印象に残っているものとして、以下のものがあげられる。 

⑴クラスター ⑵アベノマスク ⑶ステイホーム ⑷3密 ⑸テレワーク ⑹PCR検査 ⑺ソーシャルディスタンス ⑻濃厚接触者 ⑼GOTOキャンペーン

「アベノマスク」は国内の全世帯に布製マスクを2枚ずつ配るという安倍首相の苦肉の策であったが、①不良品の存在 ②費用面での不正 ③医療機関からのボイコット ④デザインが野暮ったい ⑤サイズが小さい等の問題があり、マスク不足の解決にはならなかった。

私も自分でデザインした型紙でマスクを作り、オリジナルマスク普及の一役を担った。私に送られた「アベノマスク」は残念だが一度も使われず、タンスの上に置かれたままである。皮肉にも「アベノマスク」が安倍政権終焉の一助となった。

    付ける日を 忘れ干された 安倍マスク (無頓着)

 




mutonchaku at 12:27|PermalinkComments(0)

2014年11月19日

2014年初冬の句(顔見世)

一句20141119


安倍さんの昨日の演説を聞いて私なりに感じた事を素直に述べてみる。
安倍のミックスの三本の矢とはいったい何だったのか?2年前の安倍政権発足時より国民の多くが抱いていた疑問である。『東北大震災後の日本国の復興と繁栄をめざして取り組むべき”国家プロジェクト”である。』と安倍さんは大見得切って国の内外に発信した。この時だれもが感じた事は、これは”思想”なのか?”目標”なのか?”戦略”なのか?という疑問であった。国家が成長し繁栄する姿が具体的に見えてこないからである。
2年後の今、それは”消費税”を上げ、”物価”を上げ、”株価”を上げる、所謂「風が吹けば桶屋が儲かる」式の事勿れ主義の施策であった。この三本の矢がうまくいかなくなったと見るや、突然に”消費増税延期”と”衆議院解散”を表明したのである。全く”身勝手”な”傍迷惑”な演舌であった。今や安倍のミックスの三本の矢は次の三点しか見えて来ない。
(1)「今しかない」解散選挙
(2)「この道しかない」消費増税
(3)「聞く耳のない」国民の声
然も安倍さんは選挙後もまた同じ過ちを繰り返そうとしている。ここで安倍さんに私から次の事を提案したい。
『貴方のやるべき事はブクブクに膨れた国政の肥満体型をスリム化し、筋肉質の体型に改革する事です!』


       顔見世の安倍のワックス剥がれけり (無頓着)



mutonchaku at 17:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年11月30日

11月30日(冬の旅)

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万葉集をテーマに柿本人麻呂等の万葉歌人や大和三山など歌の舞台を描いたラッピング観光電車「旅万葉」の出発式が昨日JR桜井駅であった。「旅万葉」は今日から通常ダイヤの中で桜井-高田-五条間で運行する。あかね色の車体に一歩踏み入れると万葉時代にタイムスリップ。心地よい万葉の歌と共に説明まで流れる。また、車窓から見るのどかな田園風景や大和三山や二上山・葛城山の山並はしばしの古都奈良の旅を楽しむことができる。

ロマンスの万葉電車冬の旅 (無頓着)



at 13:43|PermalinkComments(0)

2009年11月29日

11月29日(山眠る)

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急激な円高が日本経済を窮地に落し入れようとしている。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国で政府系開発会社が資金繰り難に陥り、関係深い欧州系金融機関の先行き不安が高まり、ユーロを売って円を買う動きが加速したためだ。米国が行った金融機関向けストレステストの結果公表を欧州当局は見送った為、ドバイショック(590億ドル:約5兆円)は不良資産の氷山の一角では?との疑心暗鬼が広がった。急激な円高で海外旅行や高級輸入品購買が増えるとの見方もあるが、大半の国民にはそれだけの余裕はなく、じっと静かに冬眠するしかないのだ。

ドバイ発円高ショック山眠る (無頓着)



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2009年11月28日

11月28日(短日)

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長野県の須坂市動物園でキックボクサーとして人気を集めた雄のカンガルー「ハッチ」が25日夜老衰のため死んだ。9歳という短い命であったが、カンガルーの平均寿命は10歳程であり、ハッチは人間にすると72歳となる。同園によるとハッチは9歳の誕生日を迎えた7月頃から急激に老化が進み、毎日抱きついていたサンドバッグもけらなくなり、寝床に居る時が多くなった。25日午後に体調が急変し、点滴の治療もむなしく午後9時50分に静かに息を引き取った。同園では”お別れ会”を12月13日に開く。当日は入場無料となる。

短日やキックのハッチ大往生 (無頓着)



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