秋の句
2021年10月21日
2021年秋の句 #晩秋 (#秋)
前倒し解散を行った岸田内閣だが、いよいよ衆議員の選挙活動が始まった。10日間という短い期間ではあるが、国民は正しい一票を投じなければならない。何の為の選挙なのかもう一つはっきりしていないが各党の党首は、新型コロナウィルス対応や経済政策及び難民化した国民救済法を選挙演説のポイントとしている。
私は選挙のたびに思うのであるが、『日本の選挙は国民にとって間尺に合わない』のである。多くの国民は「自分たちの声に耳を傾けてくれる人を選びたい」と思っているが、実体はこれと全く反対である。政治家の一方的な演説に聞き入っているのは国民である。今の日本の政治はこのように矛盾だらけである。
また政党で選ぶ人の為に、各党の主な特長を私なりにまとめてみたので、参考にしていただきたい。さらに付け加えると、今回の選挙で、出たとこ勝負の3A(3悪人)が復活するのも無視できない。3Aとは麻生副総裁、安倍元総理、甘利幹事長である。
<主な政党の特長>
自民党 = 自分党 ≫ 自分の事を最優先する身勝手な党
公明党 = コウモリ党 ≫ 周囲を見渡せず夕暮れ時にうろうろする党
立憲民主党 = 一見民主党 ≫ 会議がないと何も決められない党
共産党 = 今日賛成党 ≫ 今日は賛成するが明日はわからない党
維新の党 = 異人の党 ≫ 他人と異なる事を自慢して喜ぶ党
その他の党 = 現段階では論外の党 ≫ 幽霊みたいな党
<今日の一句>
晩秋や 季節外れの 木瓜が咲く (無頓着)
2016年11月02日
2016年秋の句(無季)
政府は11月1日の衆院TPP特別委員会(実際には未開)にてTPPの承認案と関連法案を採決し4日の衆院本会議で通過させる方針を固めた。
安倍首相は10月31日の同委員会で「TPPを率先して実行することが大切だ。無為に時を過ごせば、再交渉を求められる事態を引き寄せかねない」と強調した。まるで慌てて“臭い物に蓋をする”態度である。さらに安倍さんは「我が国でTPPが批准されたことになれば、(慎重論の広がる)米国での批准に向け後押しになる」と述べ、今国会中の承認を示した。野党側は“充実審議”を求めており、今国会での強行採決を拒否した。
野党全員が審議不十分と要求したにもかかわらず、政府は「審議はこれまでも十分なる時間をかけて行っており、会期の小幅延長(30日ルール)で自然承認される」との見解で、結果的に審議打ち切りとなった。安倍さんは自慢げにこう言った。「必要な時に必要な事を決めるのは民主主義のルールである」と・・・
安倍さん、何か忘れてはいませんか?・・・これで国民は本当に納得できるのか?僕は納得できません。
ティピーピ割いた時間に実りなし (無頓着)
2015年09月07日
2015年秋の句(鹿の声)
画期的デザイン(案)の新国立競技場が工事費や材料費の見積りで当初計画の総工費1300億円の2倍の費用2651億円がかかる見通しとなり、安倍首相の鶴の一声で白紙撤回された。その後一カ月余りで、今度は五輪エンブレムがベルギーのリエージュ劇場のロゴと酷似しているとの疑惑が持ち上がり、このままでは国民に祝福される五輪開催は困難と考え、安倍首相はこのエンブレムを白紙撤回すると発表した。
オリンピックの象徴である新国立競技場と大会エンブレムが相次いで白紙撤回されたことは前代未聞の異常事態である。既に数百億円の損害がスポンサー企業や自治体で発生しており、このままでは日本国民や世界の人々から祝福されるオリンピックが開催できるのか?本当に心配になってきた。
そもそも東京五輪は開催誘致の段階から”けち”がついていたのである。安倍首相をはじめ委員の方々の素晴らしいプレゼンテーションには全国民が感激したのも事実だ。しかし「福島原発から海への放射能流出は100%ない。我々は放射能を完全に遮断しコントロールしている。」と大嘘演説したのも安倍首相である。
”二度あることは三度ある”という諺(ことわざ)がある。三度目は何が白紙撤回されるやら?国民はやきもきドキドキである。
白鹿の声高らかや二度三度 (無頓着)