2009年04月

2009年04月30日

4月30日の一句

5c530b4b.jpg


昨日の4月29日は”昭和の日”だ。この日に春の叙勲受賞者4068人が発表された。外国人受賞者70人の中に「もったいない」を世界に広めたケニアのワンガリ・マータイさんがいる。マータイさんは貧しい人たちと共に植林を行う「グリーンベルト運動」を推進し、アフリカ人女性初のノーベル平和賞を受賞した。翌年日本に来日した際に知った「もったいない」の言葉に含まれる”無駄遣いしない精神”に感銘し、各地の講演を通じて世界に広めた。

昭和の日勿体ないを分かち合ふ (無頓着)



at 11:07|PermalinkComments(0) 春の句 

2009年04月29日

4月29日の一句

01c208c2.jpg


私はNHKの”ラジオ深夜便”を聞きながら寝るのが好きだ。時々ためになる話しを聞くとガバッと起きてメモをとる。昨晩は脳の科学者がこんなことを言っていた。「バッハのG線上のアリアは脳の活性化によい」と。深夜便のアンカーは早速その曲を番組の後ろで流してくれた。最初から最後まで曲は流れたのだが、私は何分にも春の夢ごこちで聞いていたもので実感が今一つ湧かないでいる。

春の夢G線上のアリア聞く (無頓着)



at 11:10|PermalinkComments(0) 春の句 

2009年04月28日

4月28日の一句

986d0092.jpg


我が家には畳二枚程の小さな畑がある。いつもならトマトやきうりを植える時期に来ているのだが、今年はどういうわけか葱(ねぎ)がすっかり居座っていて退こうともしない。よっぽど居心地がよいのかあちこちに葱坊主が顔を出し、背伸びして畑の周囲を見回している。

葱坊主背伸びして見る別世界 (無頓着)



at 12:41|PermalinkComments(0) 春の句 

2009年04月27日

4月27日の一句

f4fe6928.jpg


風に揺らぐろうそくの炎のようなLED(発行ダイオード)を使った”あんどん”を京都市の照明装置メーカーが発売した。伝統工芸の球や円筒の器の中に癒しを感じるリズムの波形で光の強さが変わるように工夫したLEDを装着した照明機器である。明るさが不規則に変わるので本物のろうそくの炎のような"揺らぎ"の雰囲気を出せ、飲食店やホテルでの利用が期待されている。価格は5万円前後である。

昼下がり昼行燈の目借時 (無頓着)



at 13:04|PermalinkComments(0) 春の句 

2009年04月26日

4月26日の一句

cc24a6b4.jpg


メキシコ政府は米国とメキシコで発生した豚インフルエンザは同一の遺伝子構造をもつウィルスであり、メキシコでは1000人が感染し死者は68人に達したことを発表した。米国では人から人への感染も確認されており、新型のインフルエンザの可能性が強く大流行が心配だ。WHO(世界保健機関)は既にフェーズ3の段階(動物から人への感染)まで来ており、次のフェーズ4の段階(新型インフルエンザの小集団発生)で緊急事態宣言を発するとの事だ。

春愁やメキシコに吹く流行風 (無頓着)



at 10:07|PermalinkComments(0) 春の句