2018年03月15日
2018年春の句(啓蟄)
啓蟄(けいちつ)は冬ごもりをしていた虫が地上に這い出てくることを言い、俳句では春の季語となっている。
森友問題が1年間の永い眠りからやっと目覚めつつある。近畿財務局の決裁文書改ざんを財務省がついに認めたからである。それによると何と78ページ中62ページが改ざんされていた。その中には安倍昭恵夫人の名前もあった。
野党は早速、同省の前理財局長であった佐川宣寿氏と安倍昭恵夫人の証人喚問を要求している。森友問題の真相解明には次の4人のキーマンの証人喚問が必須条件である。それは、籠池泰典氏、安倍昭恵氏、谷査恵子氏、佐川宣寿氏である。
安倍首相の闇の国家プロジェクトであった加計学園と森友学園だが、いずれも安倍夫妻の脇の甘さから、国家予算を悪用される結果となった。
啓蟄や蓋の開かない安倍夫妻 (無頓着)
2018年02月03日
2018年新年の句(初国会)
上に立つ者が圧力をかけて証拠を隠蔽したり、事実を曲げたり、嘘を言ったりする事は神を冒涜する行為である。また、真実から目を逸らし、過ちを素直に認めない行為はその人物の人格を疑われても仕方ない。
一国の首相がこのようなことを行うとは思いたくないが、そう思われても仕方ない国会答弁である。今や国会での安倍さんの口癖となっている答弁が3つある。
1.過去の民主党政治の悪口を言う2.安倍政権の良い点のみを発表する
3.自分の都合の悪い事は直接答えない
これらは国民を誤魔化す安倍さんの常套手段である。このような態度を貫く安倍政権下での国会運営は見ていて腹がたち、どんな政策も安倍さんの都合の良い法案にしか見えて来ない。これは、国民にとって大変不幸な事である。
もう飽きた安倍のごまかし初国会 (無頓着)
2017年12月11日
2017年冬の句(除夜の鐘)
日本政府は陸上配備型の弾道ミサイル防衛システム「イージス・アショア」の導入を12月19日に閣議決定するとの方針を固めた。導入は2023年で、候補地は秋田市の新屋演習場と萩市のむつみ演習場で、新型の迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」を導入予定である。同ミサイルの射程距離は半径数百キロ以上で、2基でほぼ日本全土をカバーできる。
これで北朝鮮からの大陸間弾道ミサイル「火星14号」を迎撃できるのであろうか?仮にできたとしても配備までの6年間はどうするのか?“圧力”一辺倒では北朝鮮との関係は悪化するばかりである。“対話”による“和解”の可能性を探ることが今一番重要ではないか? と思うのだが。
火星飛ぶ天に向って除夜の鐘 (無頓着)
2017年06月30日
2017年夏の句(半夏生)
“安倍の特区”に降り注ぐ“アベのワックス”三本の矢は以下の通りである。
これらの不祥事は全て安倍政権の“おごり”から来るものと思われます。
第一の矢:稲田防衛大臣(元森友学園顧問弁護士の妻)
⇒ 防衛省、自衛隊の私物化と政治利用問題
第二の矢:下村幹事長代行(前文部科学省大臣)
⇒ 加計学園からの200万円の政治献金疑惑問題
第三の矢:豊田議員(安倍チルドレンの優等生)
⇒ 公的秘書への常習的な暴言と暴行問題
安倍総理、もうこれ以上国民をバカにするのはやめて下さい。
あなたは、既に現時点で総理大臣としての資格を失いつつあります。
あなたは自分の疑いをはらすために、自分の意向で、国家戦略特区の今治市に大学獣医学部を新設し、成否の確認もせずに、“今後は全国展開する”と自信満々に演説しました。これは国家戦略特区の存在価値を全面否定するものです。
これらの不祥事はあなた自身の問題である事を自戒して下さい。もはや大臣の首を挿げ替えたら済むという問題ではないと思われます。
半夏生 安倍の特区に豪雨降る (無頓着)
2017年05月18日
2017年春の句(黄砂)
森友学園、加計学園と最近の国会運営を見ていると安倍政権の横柄さが際立って来た。特に特定民間企業への肩入れは益々エスカレートしている。
一国の総理大臣が“忖度(そんたく)”により国を操ることは絶対にあってはならない。忖度による政治は“無責任政治”そのものである。
安倍首相の“官僚への忖度”は“国民への損託”につながる。“金銭面”と“期限面”で無理を押し付けるための常套手段となっている。問題が露見すると“私は一切関わっていない”と白をきる。時には逆切れをして反撃する。また、法務大臣が説明できないような訳のわからぬ法律を作って身の安全を固める。
官僚は安倍さんの忖度に絶対に従ってはならない。国民に必ず不利益をもたらすので、これを完全に無視してください。仕事の請負は“公式の文書”にて行うことが鉄則です。それが“公僕の仕事”というものです。
黄砂来てアベノワックス剥がれけり (無頓着)