2020年01月06日
2020年新年の句 #自己中の世界 (#年賀状)
後期高齢者となった私であるが、最近ますます幼児化している傾向にある。これは脳が退化していることもあるが、年々自己中心的でわがままになり、自分の世界に閉じこもりがちである。健康寿命100才を目指す私であるが、このままでは黄信号が灯り、いずれ赤信号にもなりかねない。
今年届いた年賀状を見ても、子年とは言え自己中のものがかなりある。そういう私の年賀状もここ数年ますます自己中に傾いている。この傾向は混迷する全世界にも当てはまる。解決策を見いだせず、自分の存在に不安を感じている若者達が増えている。オリンピックやギャンブルに自分の夢を託すのも一つの方法であるが、一時凌ぎに過ぎない。
ここに山積みする自己中の世界的現象を列挙する。
1.地球温暖化 5.アメリカファースト(米国)
2.核兵器廃絶 6.EU離脱(英国)
3.難民救済 7.香港デモ騒動(中国)
4.人種差別 8.公文書黒塗り(日本)
「ミネルバ像のフクロウはせまり来るたそがれ時に飛び立つ」とドイツの哲学者ヘーゲルは言っている。あなたが何かを変えたいと望むなら、まず自分自身から変えねばならない。
自己中の ねずみの多し 年賀状 (無頓着)
2019年07月05日
2019年夏の句 #参院選 (無季の句)
第25回参院選(7月21日投票日)が昨日4日に公示された。6年半に渡る安倍政権の評価が問われる選挙となる。今回の選挙の焦点を私なりにまとめてみる。これらは日本の最重点課題であり、いずれも安倍政権の悪政の産物である。
1.少子高齢化問題
出生率の低下で子供の数が減少し労働力の高齢化が加速する。思い切った手を打たないと日本経済は死滅する。(労働力の量的質的低下)
2.年金制度の崩壊
定年(65才)後の年金生活には生涯2千万円の生活資金が不足する。老後の楽しみはもはや過去の産物である。(老後の苦しみ)
3.自然災害と省エネルギー対策
年々重傷化する自然災害とエネルギー不足だが政府の対応は自衛隊とボランティア任せ。地方自治体のその場対応には限界がある。(国土計画の欠如)
4.消費税増税の問題
何の為の消費税増税なのか?その目的と使い道が明確にされていない。このままでは国民の負担ばかり増え国民を地獄へ追いやる。(悪政の付けを増税で)
5.必要とされない憲法改正
国民の8割が必要性を認めていない憲法改正を安倍政権の個人見解で選挙の争点にする。安倍政権の腹黒さが見え隠れする。 (政治家への不信)
以上5項目が今回の選挙の重点課題である。特に憲法に記述がなくとも、自衛隊の活躍は全国民が認めている所である。“天網恢恢疎にして漏らさず”である。天網とは、もちろん憲法のことである。
日本国民よ立ち上がれ、このままでは国民の政治離れが蔓延し国民不在の安倍政権となってしまう。重点5項目を今回の選挙の着眼点とし、あなたなりに最も好ましい政党と政治家を選び、大切なあなたの1票を投じてほしい。
安倍さんに とつて悪夢の 参院選
使途の問われる 苦の消費税 (無頓着)
2019年04月28日
2019年春の句 #世界卓球 (花盛り)
平成最後の世界卓球選手権がハンガリーのブダペストで開催された。日本選手はシングルスでは男女共準々決勝で敗退が決定した。卓球の王者中国と比較するとアスリートに必要な“心技体”の内“技”の面ではかなり接近したようだが、“心”と“体”の面ではまだまだ差があるように思われる。
聞く所によると中国の有力選手には“心技体”の各分野で専門のトレーナーがついていて、日々鍛錬を積んでいるとのことである。中国選手が強くなるのも当然である。日本でも卓球選手に限らず、メダル候補の有力なアスリートにはこのような訓練を取り入れた方がよいと思う。
昨日行われた体操の世界選手権代表選考会で、あの内村選手が予選落ちしたが、彼は「練習でできない事が本番でできるわけがない。すべてが今日で終わったような感じだ」と述べた。前回2位の白井選手も21位と不振に終った。今日本のオリンピック金メダル候補者達が正念場に立たされている。彼らにも心技体の専門のトレーナーがぜひとも必要と思われる。
ブダペスト 卓球場は 花盛り
選手に望む 心と技と体 (無頓着)
2019年04月01日
2019年春の句 #令和の意味 (無季)
平成の次の時代の年号が菅官房長官より本日(4月1日)発表された。それは“令和”である。奥歯に物の挟まったような言い方であった。その瞬間、会場は一瞬シーンと静まり返った。この静けさは何を意味するのであろうか。
私はこの年号に安倍総理の思惑を強く感じた。その後の安倍総理の会見では、新年号決定の経緯が万葉集から選んだと発表された。私はこれも故事付けに過ぎないと思っている。私は捻くれ者なのだろうか?今までの安倍さんの言動を見ていると、ついつい“裏の真意”を考えてしまうのである。
“令和”の真意は“新憲法を日本の国民に発令する年”と推測した。もちろんこれには何の証拠もない。だが本当に私だけだろうか?このように考えてしまうのは?日本の国民よ“喜び浮かれている場合ではない”のである。大変な年になるかもしれないのである。政治家を甘く見てはいけない。
新憲法 発令の年 令和なり
引合いに出す 万葉の和歌 (無頓着)
2019年03月22日
2019年春の句 #イチロー卒業 (#卒業)
世界一のアスリートであり、エンターテイナーであり、哲学者であるイチロー選手がついに昨夜、現役を引退することに決めた。3月21日の東京ドームでマリナーズのイチロー外野手(45歳)が昨晩のアスレチックス戦を最後に現役引退を表明した。
1992年に愛工大名電高校からドラフト4位でオリックスに入団した鈴木一朗選手は94年にプロ野球史上初のシーズン200安打を達成し、同年から7年連続で首位打者となった。2001年にマリナーズに入団し、日本人野手で初の大リーガーとなった。
2004年にはシーズン262安打を達成し、大リーグ記録を84年ぶりに更新した。日本で9年(1278安打)、米国で19年(3089安打)、計28年の現役生活で日米通算4367安打(打率3割2分2厘)を放った。
イチロー選手は日本選手初の米国野球殿堂入りが確実視されている。日本政府はこれを受けて早速、国民栄誉賞の検討に入った。
イチローが日米野球卒業す
後悔なしのカーテンコール (無頓着)