2021年10月21日
2021年秋の句 #晩秋 (#秋)
前倒し解散を行った岸田内閣だが、いよいよ衆議員の選挙活動が始まった。10日間という短い期間ではあるが、国民は正しい一票を投じなければならない。何の為の選挙なのかもう一つはっきりしていないが各党の党首は、新型コロナウィルス対応や経済政策及び難民化した国民救済法を選挙演説のポイントとしている。
私は選挙のたびに思うのであるが、『日本の選挙は国民にとって間尺に合わない』のである。多くの国民は「自分たちの声に耳を傾けてくれる人を選びたい」と思っているが、実体はこれと全く反対である。政治家の一方的な演説に聞き入っているのは国民である。今の日本の政治はこのように矛盾だらけである。
また政党で選ぶ人の為に、各党の主な特長を私なりにまとめてみたので、参考にしていただきたい。さらに付け加えると、今回の選挙で、出たとこ勝負の3A(3悪人)が復活するのも無視できない。3Aとは麻生副総裁、安倍元総理、甘利幹事長である。
<主な政党の特長>
自民党 = 自分党 ≫ 自分の事を最優先する身勝手な党
公明党 = コウモリ党 ≫ 周囲を見渡せず夕暮れ時にうろうろする党
立憲民主党 = 一見民主党 ≫ 会議がないと何も決められない党
共産党 = 今日賛成党 ≫ 今日は賛成するが明日はわからない党
維新の党 = 異人の党 ≫ 他人と異なる事を自慢して喜ぶ党
その他の党 = 現段階では論外の党 ≫ 幽霊みたいな党
<今日の一句>
晩秋や 季節外れの 木瓜が咲く (無頓着)
2021年03月26日
2021年春の句 #変コロナ (春の句)
東京オリンピック聖火リレーが3月25日福島県のJヴィレッジをスタートした。第一走者は2011年サッカー女子ワールドカップドイツ大会で優勝した「なでしこジャパン」のメンバーが務めた。今日から4か月かけて全国を巡る聖火の長旅が始まった。
『復興をテーマに世界の人々に希望と勇気を与える』ことが東京オリンピック開催の目的であったが、聖火リレーが東北で拡大している変異型コロナの拡散を助長するのではないかと心配する声がある中、聖火ランナーの予定者がスケジュールや健康の都合で次々と辞退している。すでに辞退者は90人以上に及ぶ。
「国民はコロナ対策を実践しながら、オリンピックが近づいていることを実感してほしい。」と、“ながら族”の菅首相は言っているが、何とも自分勝手で無責任な言葉だ。その言葉をそのまま貴方にお返ししたい。変異型ウィルスにしっかり対策を施した後、東京オリンピック開催の準備を一歩一歩進めて頂きたいものである。「二兎を追う者は一兎も得ず」である。くれぐれも手遅れとならぬうちに変コロナ対策をお願い致します。
変コロナ 運ぶ聖火の リレーかな (無頓着)
2021年01月15日
2021年新年の句 #新コロナ (#新年)
1月14日、関西3府県に対し、新型コロナ対策として緊急事態宣言が再発令された。政府は昼夜にかかわらず不要不急の外出自粛を求めているが、宣言の効果は今一つであった。
今日の毎日新聞によると14日午後3時の人出は13日と比べ、大阪梅田で1.8%減、難波は2.3%減であった。京都駅は2.5%減、四条河原町は5.2%減であった。また、神戸三ノ宮駅は1.4%減にとどまった。さらに残念なことに大阪府のコロナ感染による死者が累計で714人に達し、これは全国で最多となった。ちなみに東京都の累計数(707人)を7人上回った。
昨年後半にGOTO-TRAVEL、GOTO-EATキャンペーンを行い、経済優先路線に舵を取った政府であったがわずか半年足らずで挫折した。その場限りの政府のコロナ対策は菅内閣に限ったことではない。許せないのは、5人以上の飲食会を禁止すると宣言した直後に、自らこれに違反する飲食会に参加した議員の多い事だ。“国民の暮らしを第一”と宣言した菅内閣だけに国民のショックは大きい。まるで、“政治家は別格だ”と言いたいのか?言い訳じみた弁解はコロナには通じない。
新型コロナで常軌を逸した菅内閣は、もはや“国民への愛を見失った”と言える。
新コロナ 政府に愛は あるんかえ (無頓着)
2020年11月07日
2020年冬の句 #アベノマスク(#マスク)
11月5日に2020年の「新語・流行語大賞」の候補30語が発表された。選考委員会は「登場した新語のほとんどが新型コロナ関連の言語で、独特の使われ方をした」と言っている。私が強く印象に残っているものとして、以下のものがあげられる。
⑴クラスター ⑵アベノマスク ⑶ステイホーム ⑷3密 ⑸テレワーク ⑹PCR検査 ⑺ソーシャルディスタンス ⑻濃厚接触者 ⑼GOTOキャンペーン「アベノマスク」は国内の全世帯に布製マスクを2枚ずつ配るという安倍首相の苦肉の策であったが、①不良品の存在 ②費用面での不正 ③医療機関からのボイコット ④デザインが野暮ったい ⑤サイズが小さい等の問題があり、マスク不足の解決にはならなかった。
私も自分でデザインした型紙でマスクを作り、オリジナルマスク普及の一役を担った。私に送られた「アベノマスク」は残念だが一度も使われず、タンスの上に置かれたままである。皮肉にも「アベノマスク」が安倍政権終焉の一助となった。
付ける日を 忘れ干された 安倍マスク (無頓着)
2020年07月06日
2020年初夏の句 #新コロナ対策(無季の句)
新コロナウィルスの世界の感染者数が1千万人を突破した。米国だけでなく、新興国のブラジルやインドなどでも感染が拡がった。特に米国は7月に入り1日当たりの新型コロナ感染者数が初めて5万人を超え、感染拡大の速度が増加している。米国の感染者は7月3日現在約274万人(死者数は約13万人)で、これは世界最多となっている。トランプ政権は、これを“検査実施数の増加によるもの”と説明している。
だが、WHO(世界保健機関)がパンデミック(世界的流行)の中心として危機感を強めているのは米国よりむしろ中南米だ。中南米33か国のウィルス感染者は260万人(死者数は約12万人)を超えており、米国と中南米の両地域で何と世界の半数に達する。
感染拡大が小康状態となった欧州や中国や日本では新たなクラスター(感染者集団)の発生に頭を悩ましている。特に日本では国際空港や新幹線等の乗客への検疫体制(検体の採取とPCR検査)が十分でなく、6月以降の緊急事態制限の全面解除は“時期尚早”であった。今、日本政府がやらねばならぬことは“国会解散”ではなく“コロナ対策”である。
安倍政権の今までのコロナ対策の評価は以下の通りである。
(1)3密対策-------(わかりやすい)70点
(2)マスク配付-----(役に立たない)30点
(3)定額給付-------(未給付者多数)50点
(4)水際作戦-------(対応面で悪評)20点
(5)クラスター対応--(スピード感なし)30点
合計点は200点(平均40点)である。さすがの安倍さんも手を拱いている。
日本政府に、”新コロナ改善案”をここに提案する。ぜひ、参考にしてほしい。
検査対象者発見の改善(クラスターと発熱者⇒クラスメートと無症状者)
検体の採取方法の改善(採取困難な鼻水⇒採取簡単な唾液)
PCR検査方法の改善(遅くて間違える人間⇒早くて正確な機械)
3密対処済店の明確化(未対策の不安な店⇒対策認定書のある安心な店)
コロナウィルスの撲滅(ワクチンと抗体の開発と普及に全力をあげる)
安倍政権は以上5つの改善に全力を注ぐべきであり、国会解散など以ての外である。
新コロナ 安倍の金玉 鷲掴み (無頓着)