2015年08月15日

2015年夏の句(終戦日)

一句20150815


戦後70年を迎えた終戦日の8月15日に、安倍晋三首相は談話を発表した。約3300字(戦後50年の村山談話の約3倍)もの長文を一字一句間違いなく述べたのは立派であった。だが、そこから感動や情熱が伝わってこなかったのは何故だろうか? どんなに立派な言葉を並べ立てても人の心に訴えることができなければ何にもならない。そのことは一つ一つの日常の行動に裏打ちされている。
先の大戦における”我が国の侵略と植民地支配を痛切に反省し心からおわびする”のであればA級戦犯者を合祀する”靖国神社参拝”はもうやめなさい。また、戦争につながる軍備拡張を前提とした”積極的平和主義”は有り得ない。貴方が平和主義者を唱えるなら、あくまでも話し合いによる外交政策に徹して下さい。国民は貴方の背中を見ています。


       名言よりまず実行の終戦日 (無頓着)



mutonchaku at 17:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)夏の句 

2015年06月18日

2015年初夏の句(梅雨寒)

一句20150618


集団的自衛権に関する安全保障関連法案が国会で審議されているが、安倍総理は是が非でも今国会で成立させるつもりだ。だが、国民はそのことが全く理解できない。安倍さんは消費税値上げの時のように、”これしかない”と言って憲法違反と思われる法案を強行採決するつもりだ。全く困ったものだ。最近の安倍さんには周囲の異なる意見を聞く余裕がない。
アメリカに”NO”と言えない安倍政権は、”国民の為”と偽り集団的自衛権を行使
して自衛隊を戦場に派遣するつもりだ。そして第三国との戦争に突入すると”この道しかなかった”と言って責任を回避することだろう。結局、最後の『つけ』は国民に回ってくるのだ。
日本人よ二度と戦争をしてはならない。”積極的平和主義”と”集団的自衛権”とは
全く次元の異なる話しである。これを”これしかない”と言って同一視する安倍総理に誤りがある。”積極的平和主義”とは”武器を持たずに話し合いで紛争解決に徹する”ことである。これが世界に誇る我が国の憲法第9条の真に意味する所である。

       梅雨寒や身の毛が弥立つ安倍政権 (無頓着)



mutonchaku at 10:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)初夏の句 

2015年04月14日

2015年春の句(粛粛)

一句20150414


政府と自民、公明の両党は4月14日より安保法制整備に関する与党協議会を再開し、集団的自衛権を行使できる法案を5月中旬には閣議決定し、通常国会に提出する方針である。
集団的自衛権については昨年7月の閣議で、日本への直接的武力攻撃がなくても次の3つの要件を満たせば行使できることを決めた。

(1)密接な関係にある他国への攻撃が発生し、日本の存立が脅かされ、国民の生命などの権利が根底から覆される明白な危険がある。
(2)国民を守るために他に適当な手段がない。
(3)必要最小限度の実力の行使。

自公両党はこれらを自衛隊法等関連法案に条文として盛り込むことを要求している。だが、一番大事なことは ”誰がその判断をし決断を下すか”である。その後は法に基づき ”粛々”と戦争体制を整える事になるからである。こうなったら誰も戦争を止めることはできない。 
     
               粛粛と法に基づく戦なり (無頓着)



mutonchaku at 18:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)春の句 

2014年11月19日

2014年初冬の句(顔見世)

一句20141119


安倍さんの昨日の演説を聞いて私なりに感じた事を素直に述べてみる。
安倍のミックスの三本の矢とはいったい何だったのか?2年前の安倍政権発足時より国民の多くが抱いていた疑問である。『東北大震災後の日本国の復興と繁栄をめざして取り組むべき”国家プロジェクト”である。』と安倍さんは大見得切って国の内外に発信した。この時だれもが感じた事は、これは”思想”なのか?”目標”なのか?”戦略”なのか?という疑問であった。国家が成長し繁栄する姿が具体的に見えてこないからである。
2年後の今、それは”消費税”を上げ、”物価”を上げ、”株価”を上げる、所謂「風が吹けば桶屋が儲かる」式の事勿れ主義の施策であった。この三本の矢がうまくいかなくなったと見るや、突然に”消費増税延期”と”衆議院解散”を表明したのである。全く”身勝手”な”傍迷惑”な演舌であった。今や安倍のミックスの三本の矢は次の三点しか見えて来ない。
(1)「今しかない」解散選挙
(2)「この道しかない」消費増税
(3)「聞く耳のない」国民の声
然も安倍さんは選挙後もまた同じ過ちを繰り返そうとしている。ここで安倍さんに私から次の事を提案したい。
『貴方のやるべき事はブクブクに膨れた国政の肥満体型をスリム化し、筋肉質の体型に改革する事です!』


       顔見世の安倍のワックス剥がれけり (無頓着)



mutonchaku at 17:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)初冬の句 

2014年10月23日

2014年秋の句(秋)

一句20141023


若者たちにとって秋といえば、『読書の秋』『スポーツの秋』そして『食欲の秋』。また多くの生き物にとっての『実りの秋』でもある。このように秋は一年で一番充実した季節である。
だが人生の折り返し点からこの充実感も次第に変わっていく。特に古希(70才)を過ぎるとその影響ははなはだしく、外観の美的衰えからくる自信喪失により知力、体力、気力までもが一枚一枚の落葉のごとく失われていく。まるで晩秋の山城に居るがごときである。残るは病(やまい)との戦いのみである。


         秋深し肩こり腰痛歯周病 (無頓着)



mutonchaku at 14:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)秋の句